3連休の軽井沢で祝われるご結婚30周年に 10月8日のとわなるトルタ

3連休最終日のきょうの空は、青くありません。木の葉が、きのうよりまた少し、色づいたような。青い空をながめていたら、気づかないかもしれない変化を、感じさせてくれるようです。

 

風も若干、きのうよりつめたいものに感じるのは、きょうが暦の寒露だからかも、しれません。

 

5日ほど前、ふらりとおひとりの男性が店に入られました。
「10月8日に・・・」
「30周年なのですが、どういうものがいいでしょう」
きょう10月8日、結婚30周年の記念日を、スイーツで祝われたいとお考えになられたご来店でした。

おすすめしたのは、フルーツのタルトで、ご用意をすることになりました。
メッセージも、どのようなものがいいでしょう、ということで、Happy Anniversaryや、感謝のお気持ちを伝えるものを、ご提案しました。また、30という数字、お日付けも、大事なキーワードであると、お伝えしました。

オーダーをお受けして1時間半ほどして、日が暮れること、お電話がありました。
「さきほど予約をしましたが・・・」
お電話は、タルトをもう少し大きなものにしてほしいという、リクエストでした。

サブレのパーツを焼きました。オーダー主はメンズ、お客さまの雰囲気から、シックな色合いにしたくなりました。

ピンクは、使わずに仕上げることに、しました。

フルーツは、季節のフルーツを、季節の色で。
ぶどうづくしをイメージして仕入れに出ると、ぜひとも使いたい素材に出合いました。
軽井沢のある佐久地区の特産である、プルーンです。
このプルーンは、プレジデントという名前で、桃のような大きさです。

アボカドのようですが、そう、まさにアボカドサイズです。
このプレジデントをメーンに、色合いをあわせたフルーツを組みわせることにしました。

プルーン、ブルーベリー、ワインでコンポートにした洋梨、フレッシュなぶどうが2種類。
タルトの台は、りんごをしきつめて、焼きました。タルト台とフルーツの間の特製クリームには、ワインでコンポートにした2種類のぶどうたちを、おりまぜました。
8種類のフルーツがお楽しみいただけるようになっています。

ご結婚30年は、真珠婚なのだそうで、金婚式は50周年なのだそうですが、トルタは金の台に、そしてトルタには金箔をのせました。
10月8日は、「とわ=永遠」で、記念日に選ばれるすばらしいお日にちです。
おしあわせが、30年50年をこえて、とわにつながるものと、信じます。

オーダー、ありがとうございます。
すばらしい記念日に、コルリスイーツをお選びいただき、ありがとうございます。

 

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