夏の宿題を提出する日「オーダースイーツ・ねこと金魚とハートで120のサブレギフト」


きょうは秋晴れと予報にみた言葉に、みえるきょうの青空は、どちらかというとまた、夏のイメージです。
ただ、たしかに秋の空に近いのかもしれません。
雲がひとつもない、真っ青です。
でも風は、やはりどちらかといえば、夏です。

またおびただしいスイーツが、できています。

3か月以上前に、メールでオーダースイーツのご相談をいただきました。
昨年、軽井沢で挙式された際の、プチギフトを作らせてくださったお客さまでした。
この週末からシルバーウィークにかけてお使いになりたいギフトを、コルリスイーツで。
サブレのギフトを、できればご希望のイメージでというお話でした。


お客さまのテーマは、ねこと金魚。
さらにメールでおたよりを交換するうちに、プラス、ハートをあしらってほしいというリクエストをいただきました。
当初は90という数が、日を経るうちに95、100、そして120まで、増えました。


テーマのアイテム以外は、おまかせでした。
ご予算をいただいて、あとは昨年のプチギフトをまとめたブルーのリボンでまとめてあればOKというお話でした。


どのようなスイーツをお作りするか。
約3か月のお日にちをいただいて、夏の宿題にさせていただきました。
120のスイーツをお使いになる機会は、それほど多いものではありません。
また、コルリでも、このような機会をいただくことは、最初で最後ほどのオーダーです。
なにか思い出になるような、そして120のスイーツを手にする方々が、思い出を共有してくださるようなスイーツであってほしいと思いました。



数が100を超えた時点で、オーダースイーツのイメージも、確定しました。
月並みですが、また切手型のサブレを、ねこと金魚のモチーフで。
ただし、その記念切手が、トランプになるように、と考えました。
最終的に120と確定した時点で、イメージが決まりました。

トランプの数字は、エースからK(13)まで13ありますが、「4」をのぞいた12種類を描きました。
「4」が描かれたサブレが渡った方々が、日本人であれば多少、気になる数字になるからです。
トランプの絵柄は、半分が金魚、半分がねこです。

 

金魚の絵札には、数の分のドットを描きました。金魚がはなつあぶくです。

ねこの絵札には、数字を肉球のドットと、ハートで、数分描きました。

肉球は1足4ドットなので、12ならば肉球3、13ならば肉球3にハートが1という、具合です。

ご説明をしなければ、わかりません・・・


金魚のモチーフの切手には、ねこのサブレを添え、ねこのモチーフの切手には、ハートのサブレを添えることにしました。
金魚のモチーフは、サブレを切り貼りしてドレセしたもので、なんと尾が、ハートになっている金魚です。
ねこ切手に添えるハートは、金魚の尾の部分でも、あります。


そしてトランプは、すべて、ハートです。
ダイヤ、スペード、クローバーは、ありません。
ハートだけでできたトランプになる記念切手が、今回の記念スイーツです。




のぞいた「4」の数字と、ジョーカーの札を、別に切手型に焼きました。
これは、オーダー主のお客さまへのお礼を含めた、お味見プレゼントです。

 

 

「4」を集めれば、「4合わせ(しあわせ)」です。ジョーカーは、おふたりのイメージです。


 

 

 


どのようなものになるか、楽しみに待ってくださったお客さまが、お受けくださるものになっていれば幸いです。
夏の間の励みにさせていただいた宿題スイーツが、軽井沢を出発します。


オーダー、ありがとうございます。
コルリを思い出してくださり、ありがとうございます。


 

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