絵にならぬ絵本のスイーツのゆくえ



あすは雨になるけれど、きょうは大丈夫という週明けの月曜日ですが、空は昼をすぎて、暗くなっています。
おとといきのうの暑さはないのですが、この空は、もしかしたら。
でもきっと、大丈夫なのでしょう。


大切にされてきた本を託していただいて、一発奮起して、2日間でできた33種類のスイーツを、本をくださった方にお贈りしました。
本は、物語の主人公たちが味わったスイーツたちを再現した「お菓子の絵本」です。


ケーキ、デザート、焼き菓子、飲み物まで合わせると100ほどのレシピがちりばめられていて、今回はその中から、生ケーキや氷菓冷菓を除くスイーツを選んで作りました。

不思議の国のアリスからジンジャーブレッド、ハニージンジャーケーキ


メアリー・ポピンズからフラップジャックス

 

足長おじさんからカスタードチーズケーキ、オートミールクッキー、カップケーキ、デーツスクエア

 

赤毛のアンからブラウニー、ピーカンバターボール、カカオケーキ


白雪姫からフラン2種類、クロッキニョル

 

シンデレラからはお米のタルト、クラフティ


ふたりのロッテのレーズンスライス、りんごの包み菓子


アルプスの少女ハイジからスイスフラン、10種類のスイス風クッキー、アプリコットクリームケーキ


赤ずきんはロシアが舞台とされ、ナッツケーキ、ロシア風クッキー3種、ババ


物語の名前と、お菓子の名前を書いて、それぞれにまとめました。

2日間で作り、3日めにお渡しする勝手なミッションは、作りながら考えて、でも結論が出せなかった懸案が、包装でした。

 

 

 

 

夢をみられる絵本のスイーツを再現した今回のスイーツギフトなのに、お菓子自体が絵になっていません。
このお菓子たちが、あの絵本のスイーツといわれても・・・


包装資材を工夫したい気持ちは、ではどうすれば。
結局、コルリカラーでまとめることにしました。
一度袋に入ったスイーツたちは、ホワイトの袋にさらに入れて、リボンをしました。
物語ごとにまとめて、袋に入れました。
本のイメージとはまったく異なりますが、あえてあらためて、物語の世界をイメージしていただけるかも、しれません。

絵になる以前に形にならず、再作が間に合わなかったスイーツもあります。
袋にうまく入らなかったものも。

これは、また次の機会をきっといただいているのだと、思い直しています。

絵になる絵本のスイーツができかどうかは、わかりません。
でもきっといつか。
物語は、続いているはずです。

予報はかわっていたのかもしれません。

 

雨になりました。

 

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