夏の終わりを感じさせる風をきょうも感じながらも、でもきょうは、暑さを感じるきょうになっています。
きょうは、おみやげにとご予約くださったお客さまをお待ちするのが、たったひとつのお約束になっています。
ご予約いただいたのは、「花豆ドネージュ」です。
このスイーツは、軽井沢の特産である花豆を煮て、これをあんこのように包み込んで焼くもので、煮豆がいたみやすくお日持ちが悪いため、ご予約をいただいてお作りしています。
そして、これはコルリスイーツではないスイーツです。
オーダーくださったのは、軽井沢で夏季のアルバイトをしてすごされ、きょうがその最終日というお客さまです。
休憩時間に、お仕事の後に、おやつをおもとめくださったご来店で、「花豆ドネージュ」にご興味をもたれたようで、これを軽井沢のおみやげに選ばれたようです。
「花豆ドネージュ」は4年前、軽井沢新聞社さんが企画され募った「軽井沢らしいレシピコンテスト」の最優秀作です。
コンテストは、軽井沢の花豆とルバーブという2大特産を使ったレシピで、どちらか、もしくは両方を使ったお料理やお菓子が集まりました。
「花豆ドネージュ」を提案されたのが、北海道の方だそうで、軽井沢新聞社さんは、この企画とレシピを発信されたいと、軽井沢町内の菓子製造業者たちに、このレシピを配られ、作って販売をしないかと、声をかけられました。ご提案者の作品の味に一番近く仕上がったのが、老舗のケーキ屋さんと、コルリでした。
ケーキ屋さんは、製造を断られ、コルリがお作りする話を、お受けすることになりました。
きょうのご予約は6つ。
予備分を含めて7つ焼きました。
お日持ちが悪いものを、オーダー分以上お作りすることは、ロスにつながります。
また、今回の6つのオーダーのために、花豆を6粒だけ煮るということも、大きなリスクです。
という事情はありますが、久しぶりに、ご注目いただいた「花豆ドネージュ」ができています。
コンテストで注目されたもうひとつの軽井沢特産が、ルバーブです。
ルバーブは、コルリではマカロンの定番フレーバーとして「ルバーブ」「いちごとルバーブ」をご紹介しています。
ルバーブは、野菜という方も、果物ではないし、野菜ともいえないし、ハーブとか・・・
所属が難しい植物です。
でも、ルバーブが野菜なら・・・
月末の勝手なミッションに、結論をいただいています。
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