テニスLOVERの集う週末の軽井沢から出発したとっておきオーダースイーツ「くろねこやまとさんに贈る『ふろねこ』」


101年目の軽井沢テニストーナメントがはじまっているはずの軽井沢ですが、梅雨に戻ったような、きょうが7月30日ではななくて、6月30日であっても十分おかしくないような、むしろそのほうがしっくりするような、空になっています。暑さはありません。

フロマージュなねこのサブレで、とっておきのテニスなスイーツをご紹介したのですが、軽井沢からとっておきのオーダースイーツが出発しました。

あす、お使いになりたいというスイーツ。
コルリを思い出してくださり、ご相談のお電話をいただいたのが、木曜の午後でした。
木、金でなんとか仕込めば、お送りして間に合うと、お受けしたスイーツギフトのお題は、クロネコヤマトさんでした。

「ヤマトさんにお世話になって、なにかお礼をしたい」
クロネコヤマトさんのモチーフで、サブレをと、イメージしてくださったようでした。

リクエストは、クロネコヤマトさんのねこと、配達の車の2種類をサブレにして、プラスアルファ。
メーンの2つのサブレはちょっととっておけるようなものになって、プラスアルファを気軽にぽいっと召し上がれるような、スイーツの詰め合わせでした。
色合いは、配達カーの緑と、ヤマトさんの黄色と黒。
ただし、黒は、竹炭などで黒くするのではなくて、ココアの茶色をリクエストされました。
そして、黄色はがっつりと、着色した黄色を使うご希望もいただきました。


黄色はクチナシ由来の色素を使って出していきますが、やはり素材のイメージも結びつけたいと思いました。
そこで、フロマージュを、それならば、「ふろねこ」を、クロネコヤマトさん仕立てに仕込もうと、思いました。
生地を急いで仕込んで、次にデザインを考えました。
待ったなしで取り組まねばならないため、考える時間がないまま、生地をのばし始めて、出した結論は、ときどきさまざまな機会にお作りしてきた、切手型のサブレです。

ふろねこやまとな、特別切手を・・・
ねこのフォルムも、車の雰囲気も、つたない手造りを量産するには難しいため、切手の枠に、部分的にとりこむスタイルにしました。
なんとなく、あのねこ。ねこの加えている子猫の耳の一部も、ドレセしました。
車も、あの独特の配達カーの前面が、おわかりいただければと、思います。


切手ですので、金額の文字をシガー生地で描きこみました。
コルリでもお世話になっているクロネコさんの集荷の電話番号は「0120-01-9625」、「フリーダイヤルおーいくろねこ」です。
「96」と「25」は「くろねこ」。もうひとつに「39」「サンキュー」と描きました。
くろねこさん、ありがとうございますを、お伝えできると思います。

プラスアルファのスイーツは、ミニな切手。
ここには、リーフの一部と、ねこの肉球をのせました。
あとは、ハート型の小さな小さなサブレに、やはりフロマージュな味のする、コルリバードのサブレを加えて、fromコルリのハートをプラスさせていただいています。


そして、さらにプラスアルファを。年に1度か2度、スイーツをオーダーくださるお客さまには、この夏、軽井沢でお目にかかることができない可能性が高いことがわかりました。
夏のお誕生日に、作らせていただいた、タイガースなバースデースイーツ。
ことしは受験生の夏を、東京ですごされるタイガースLOVERなお嬢さまに、特別切手を添えました。
こちらも、ビミョーながら、判別していただけるメッセージスイーツになっていれば幸いです。

 

 

 


お贈り主のお客さまも、贈られるご先方も、楽しくなっていただけるようなスイーツになっていれば幸いです。
オーダーをありがとうございます。
まずはコルリを思い出していただいたことに、感謝申し上げます。

 

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