一年で最も寒いころを選ぶように咲いて、我々をふるいたたせてくれた梅の花が、ちらちらと舞い落ちはじめています。
気づけば本当に、日が長くなりました。
少し寒が戻るといわれて、そのとおりではあるけれど、冬眠は終わり。
その前に、少し残っていたわが家の梅酒の梅を、なにかにしておきたくなりました。
軽井沢で別に漬けた赤い梅と一緒に織り交ぜて、パウンドを焼きました。
どんなあんばいでしょう。
生地に、10年ものの梅酒の香りがします。
赤い梅漬けは、塩が入っているので、塩気がします。
それならと、このパウンドに「塩梅」と名前をつけてみました。
どんなあんばいか、ためしてくれたママン。
パッケージしたパウンドは、おやつにしても、使ってくれても。
おまかせします。
ひなまつりも明けました。啓蟄もすぎました。
軽井沢に戻ります。
コルリの店は、あすより営業いたします。
長く休んでしまうと、忘れられてしまうようで、不安ばかりですが、通りがかり、思い出してくださる方が訪ねてくださることを、期待いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。