きょうは陽射しではなく、なんとも軽井沢らしい、霧の空になった日曜日です。初秋を感じるのは、気持ちだけのせいではない気がします。
ぶどうたちに、りんご。
季節はもうすでに、やってきています。
おいしい素材は、そのままいただくのが一番というのが持論で、それをスイーツにしたらさらにおいしくなるかどうかは、よくわからないところですが、焼くとまったくちがう魅力を感じさせてくれるのが、りんごではないでしょうか。
コルリでは、りんご使いのスイーツとして、クランブルをご紹介しています。りんごといえば、やはりアップルパイなのでしょうけれど、アップルパイは老舗のホテルさんや、ベーカリーさんのものがなじまれている軽井沢なので、それ以上のものをお作りしようとも、対抗する気持ちにならないまま。
コルリ製がお召し上がりになりたいというお客さまに、これまで何度かお作りしたことがありますが、オーダーをいただくときだけ焼いています。
あとは、タタン。
フランスの、アップルパイは、毎年、山ほどりんごがあるときに、焼いています。
クランブルは、サブレのような下生地に、りんごを切って生のまま、そのまま。皮もついたまま、下味はつけるのですが、置いて、上にそぼろ状のナッツ入りの生地をのせて焼いています。
りんごは軸と種だけが残ります。
このスイーツは、あたたかくても、常温でも、冷やしても、おいしいです。
おととしから、りんごが採れ始めると焼いていたのですが、去年からはほかのフルーツを使いながら年中トルテと一緒にご紹介しているのですが、やはりどうも、りんごが一番おいしいです。
このクランブルたちは、この前の「軽井沢のつがる」です。
育て主さんに、味見していただかねば!
クランブルは、常温でお持ち運びができますし、生スイーツではないので、おみやげにもなります。
器は四方に開くので、お皿がなくても大丈夫なところも、ポイントです。
ぜひ一度、おためしいただきたいです。