傘を手に食べ歩きをしたり、お買い物袋を増やしたり、自分ならきょうはやめようと思ってしまうような空は、きのうに続いてきょうも。そしてきょうは、気温が20℃に届かないという予報が出ています。空はときおり、明るくなりますが、ともすれば霧に包まれ、その中に雨が。涼しいというより、ちょっと寒いねと、話しかけたくなるようなかんじです。
そんな8月最後の週末土日になりましたが、コルリでは、いただいた大きなオーダーに、張り切らせていただいています。
軽井沢ウェディングされたおふたりに、ウェディングケーキをお作りしました。
おふたりがイメージされたケーキとは、ちがったかもしれません。
よい意味で予想外のケーキになっていればと、ふり返っています。
おふたりの入場前に、ご来賓が集まられていて、ケーキをお持ち込みすると、「かわいい~」というお声とともに、カメラがカメラがカメラが。
この反応が、とてもうれしかったです。
おふたりが入られたという控え室にごあいさつがてら、おしながきをお持ちしました。
マックなおしながきに、ご興味深々なお顔をいただいて、照れました。
リクエストは、披露宴でのケーキと重ならないようなものとして、チーズケーキでした。お食事もありますし、夏ですし、さわやかでヘビーにならないようにと考えて、脂肪分をおさえた自家製リコッタを使いました。
ベイクド2層、レア2層。
間にマンゴー、パイナップル、桃をはさんでいます。
マクドナルドのアイテムを、食用色素を使いながら作ることも考えたのですが、先行してしまったイメージが、葉月のリーフと、ひまわりでした。
ここにマクドナルドとマカロンをプラスする・・・結論として、マカロンをすべて白地で作り、マックなものも、すべてその白地のマカロン生地で作ることにしました。
おふたりの大きなくまをたてかけたのは、ビッグマックと、たぶんダブルバーガーのような、ハンバーガー型のマカロンです。このマカロンは、りんごとマンゴーのパナッシュというフレーバー。パナッシュはりんごジュースとビールのカクテルの名前なのですが、ビールの入ったバタークリームに、りんごとマンゴーをサンドしながら仕上げたマカロンになっています。
りんごが採れ始めています。
りんごを使いたかったのは、その信州の季節感とともに、会場がハワイアンなレストランであるアップルズさんだからということもあります。
53名さまが召し上がるケーキですので、みなさまが必ずひとつ、小さなくまとマカロンを召し上がれるように、しています。小さなマカロンも、同じフレーバーのマカロンになっています。
そして、チーズケーキの土台にさらにのせて、プレートをたてかけているケーキたちは、フライドポテトとドリンクのカップの形をしています。
フライドポテト型のケーキは、小麦粉を使わないビスキュイサンファリーヌの生地を、通常はコーンスターチを入れるのですが、これをじゃがいもの粉、片栗粉で作り、レアチーズ風味のクリームでショートケーキにしました。
そしてさらに、甘い品種のじゃがいも、インカのめざめで、じゃがいものパウンドケーキを焼いて、フライドポテトのように、カットして、そえました。上に、フライドポテトのケースの形のマカロンを焼いて、Mの字のマカロンをのせています。
ドリンクのカップの形のケーキは、やはりドリンクとして筆頭にうかぶのは、コーラ。このケーキは、コーラで焼いた生地のショートケーキになっています。間には、チェリーのコンポートを入れて、そうすると、マクドナルドにはないチェリーコークになってしまいましたが、そうなっています。
ドリンク型のケーキにも、同じようにカップ型のマカロンをのせ、Mのマカロンをのせています。ドリンクのリット(ふた)と、ストローの形のマカロンも、プラスしています。
あとは、サブレと、マカロンです。
ダブルダブルなチーズケーキの上に、マックなケーキたち。
これは、どうしても、ご説明が必要ではないかと、したためたのが、OSHINAGAKIでした。
おしらせです。
月末プリン、ご紹介しています。
きょうはもう、記事も写真もいっぱいですので、どうぞ実物、内容はご来店いただいて、ご覧いただければ・・・