きょうの空はグレーで、でも少し青さがあり、でもやはりグレーな空から、ときおりかすかな雨の粒がおりてきます。
8月が、あと1週間になりました。
軽井沢では、8月中に学校がはじまるようですが、往来はそろそろ、夏休みの最終コーナーをむかえられている子どもさんたちなのでしょう。
夏休みを軽井沢ですごされ、その間にコルリを訪ねてくださったお客さまの、思い出日記を、ご紹介させていただきたいです。
ももちゃんとはるくんのおうちでは、ご滞在中におばあちゃまのお誕生日というイベントがありました。お夕食は、はるくんがまだお生まれになっていなかったとき、ももちゃんのママが結婚式をされた思い出の場所です。
ももちゃんのママとパパは、軽井沢で夏にご結婚されました。コルリにスペシャルなウェディングケーキをたのんでくださったのが、ご縁のはじまりです。
おばあちゃまは、軽井沢マカロンのしおバニラがお気に入りでいらっしゃるそうで、お誕生日にしおバニラのマカロンギフトを。
そして、小さなマカロンにありがとう、だいすきの文字をひとつずつ、一文字ずつ描いてほしいというご依頼をいただきました。
思いつかれたアイデアが直前で、小さなマカロンと、そこに字を描きこんで焼くことが、間に合いません。また、マカロンにショコラで字を描くこともできるのですが、夏場にチョコレートで描いた線は、とけて汚れてしまう可能性があります。
ももちゃんファミリーが、紅茶がお好きなことを思い出しました。
そこで、紅茶葉の入ったサブレをハート型に小さく焼いて、そこに文字を、シガー生地で描き込んで、マカロンに添えることにしました。
マカロンとサブレは、ロボットの箱に入れました。
おばあちゃまへのお誕生日ギフトですが、主役はやはり、ももちゃんとはるくん。ママオーダーですが、「もも」と「はる」をさらに描いて、ももちゃんとはるくんからのプレゼント、ということにしました。
ちょっとパズルのようで、楽しいギフトになったかも。
字がうまく出ないとこまるので、サブレは2セット分、焼きました。
これは、ももちゃんと、はるくんのおうちのおみやげにしていただくことにしました。
おうちへは、お帰りの日に、ママパパの大好きなフレーバー、「ベリーニ(桃とシャンパン)」のマカロンをご予約くださっていました。
このベリーニのおみやげマカロンたちを、赤いロボットの箱に入れました。
しおバニラを青いロボットに入れたのは、この赤いロボットの箱とあわせてふたつのロボットたちがきっと、ももちゃんとはるくんの楽しい思い出グッズになるのではと、考えた次第です。
オーダー、ありがとうございます。
おうちの軽井沢の夏の思い出に、コルリスイーツが加わっていれば幸いです。
こうしている間に、ご来店がありました。
「来週の水曜日は、開いていますか?」
無休ですので、もちろんなのですが・・・
「31日まで、軽井沢にいるんです」
本当に8月はあと、1週間なのですね。