雪の中から顔を出していたふきのとうは、おかずになりました。
3・11のきのう、炊き上げたおかずです。
長野県は高野豆腐の生産が有名です。県産の大豆を使うメーカーさんが出されている「トーフミール」なるものを、業者さんがサンプルと、くださったものを、おからのように作ってみました。トーフミールは、高野豆腐を粉末にしたものなのだそう。卵をあわせるともっとおいしいとあったので、卵も入っています。
おからのスイーツはときどき作ってご紹介してきたのですが、実はトーフミールには、重曹が添加されていて、試作スイーツにはちょっと難しい素材かなと思った次第です。
サンプルと、いただいたのは、3週間ほど前なのですが、よくみたら、賞味期限が「3・12」、きょうになっていました。
きのうのおかずに使った理由の一番だったりします。
だれかと一緒にすごしたくなる日になった3・11は、予想以上に多くできて、予想外においしかったおかずを、ご近所に配りました。
それぞれに、さまざまな3・11のエピソードがあります。
つらく悲しい出来事に、忘れられない楽しい思い出を重ねていける日になってゆけばと、願っています。
雪の予報は一応、きょうまで。
着実に、春がやってきているのを信じます。