信州りんごを炊きながら

 

 

 

きのうの夕方までにやんだ雪は積もって積もって、最高気温もプラスにならない軽井沢はしばらく、この銀世界が残るのでしょう。

コルリの店のあるこの通りの、ご近所のお店は、臨時休業されているところもあります。

 

 

駅から旧軽井沢銀座まで約1.5キロあるこの本通りを歩かれる方には、そのほぼ中間地点のコルリは、一息つかれる場所として、おすすめいたします。

りんごのクランブルができています。

あたためていただくのも、おいしいです。

 

 

 

りんごは淡い琥珀色にすきとおった蜜をたたえています。

この状態のりんごになったら、熟成フルーツケーキのもと、ミンスミートを炊きます。

 

ミンスミートは炊いてから半年以上ねかせたものを使ってフルーツケーキを焼きます。

 

例年、思い出しやすいように元旦や3が日に炊いてきましたが、ことしはスルーしていました。

そう、あの雪の日と、思い出せるように炊きました。

ミンスミートは、大量のりんごをバター、褐色の砂糖で炊き始め、さまざまな果実、果汁、果皮をあわせて煮詰め、洋酒を加えてさらに炊いて、味噌のようなものになるものです。

 

 

とりわけひっそりとしているなかに、りんごの香りがあふれています。

 

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