統計上、晴れる日が多いという文化の日は、ことしも晴れ。
冷たい雨のきのうがあったからこそですが、おひさまのあたたかさをうれしく感じられるきょうです。
「ハープでなにか、クッキーを」
ハロウィンの前日の夕方、お電話がありました。
きょう、ハープのおさらい会というイベントがあり、できればご参加の子どもさんと親御さんに、ハープをあしらったスイーツのギフトを配りたい、というお話でした。
「クッキーが難しければ、あの音符や記号のマカロンでいいです」
ト音記号や音符のミュージカルなモチーフは、サブレにしたり、線描きで描きこんだりして、これまでにさまざまな機会をいただいてきました。
楽器は、弦楽器、ピアノ、ドラムまでは経験があるのですが、ハープは初めて。
でも、お作りしたいと思いました。
ハープのフォルムを画像検索してみると、かなりまじめなかんじ。
この形をしっかりととらえるのは、技量的に難しいかもしれない、とも思いましたし、ギフト自体が楽しいものにするにはどうしたらよいかと、考えてみましたが、なかなかに発想がうかばず、その日が終わり。
ハロウィンの日になって、ご予算を考えながら大きさに見合った型を探しているうちに、結論として、ハートが候補になりました。
ハート型を決めると、ハープの中をハートにくりぬいて・・・そして、ハープを奏でている主人公を添えるのではなくて、ハープが自分でハープを奏でている楽しい風景が思い浮かびました。
ハロウィンの日に仕込んだサブレは、にんじんの色を使った、ほんのりオレンジと、ココアの生地をあわせた、自然の秋色です。
2種類のハートなハープのサブレが焼けました。
あとは、さらに焼いたハート型のサブレに、チョコレートをあわせて、ハート型のショコラサンドのサブレにしました。
ちょっとリッチな、サブレのギフトです。
→スマイリーなハートのハープがおもて、うらをかえすと、ショコラサンドのハートなサブレがあるという、パッケージにしました。
オーダー、ありがとうございます。
ハートフルなコルリスイーツのギフトたちです。
おいしく、楽しんでいただければ幸いです。
11月、ハートフルなスイーツたちを作らせていただく機会をいただいています。
スイーツたちをオーダーくださり、お受けくださるお客さまに感謝申し上げます。
きのうのハートフルなシフォンは、想定外の偶然がありました。
グリーンのハートにグリーンの素材で仕上げたシフォン。ピックアップにみえた、お誕生日の主役のオーダー主ご友人がたがそろって、グリーンのお召し物だったのです。
たまたま選んだグリーンの素材で、思わぬうれしさを共有させていただけたことは、コルリのまた新たな、大切な思い出になっています。