至極のタタン



雲のみあたらぬ空は秋のものですが、けさの最低気温は1℃でした。

10月のおわりからちょっとずつ、冬があいさつにやってきます。

本格的な冬の前に、寒い朝が何度かあって、11月になると、本当に1日だけ、不思議に氷点下になる朝があって、それからまたちょっと秋に戻る軽井沢を、2009年から、体感しています。


今秋さいしょの、タタンが焼けました。





先日、紫色のビーズがぶどう柄にぬいこまれたキラキラなカーディガンをお召しになったご町内から、紅玉をいただきました。

「だいぶ当たっているのよ」

この紅玉でタタンを焼いたのですが、このマダムがちょうどきのう、訪ねてくださったので、ひっくり返して仕上げて、お渡ししました。



けさ、コルリの留守番電話に、マダムのメッセージが。

ご連絡してみると、なんともうれしいリピートのご依頼でした。

「それから『あべさん』も5つ、一緒にいただけるかしら」





コルリはりんごの香りに満ちています。

りんごは、どうしてでしょう、この芳香は、ほかのフルーツでは感じられないものではないでしょうか。

いま、コルリには、4種類の信州りんごがあります。



秋の至極の香りを、お楽しみいただきたいです。

 

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