大安吉日。
きょうはなんとも光栄な、ウェディングケーキのオーダーをいただきました。
1週間ほど前に、お電話があり、正式なリクエストをお伝えくださるメールと、画像が届きました。
新郎さまが、大の鉄道ファン。ことしデビューした北陸新幹線のE7を、ケーキにしてほしいという、オーダーでした。
「イメージはこのような感じです」
軽井沢を通るE7。3月14日のデビューから、実は実物をみたことがありません。調べてみると、美しい車体に、コンセプトがありました。
車体は、白ではなく、アイボリー。ラインは空色と、赤っぽい銅色(カッパー)なのだそうです。「『和』のエッセンスを散りばめ、未来を拓く」「和の伝統美と『和の未来』」を表したのりものに、なっているとのことでした。
リクエストに添えられたのは、ケーキの形とおふたりのお名前のみ。
ケーキは、このE7が、軽井沢に停まっている風景をイメージしました。
検索してみると、これまでにたくさんの方が、さまざまなE7ケーキを作られている画像をみましたが、送っていただいた画像も含めて、1つ。
ブライダルなので、新郎新婦さまを、それぞれのE7にみたてて、2つケーキにのせることにしました。
E7のパーツは、迷ったのですが、やはりマカロンでお作りしました。
そして、ハートのプレートと、たくさんのハート。
プレートにはおふたりのお名前と「HAPPY WEDDNIG」そして、新幹線なので思い浮かんだ「Wonderful Departure」という言葉を描きました。
集まられるみなさまは、新郎新婦さまをあわせて60名様。数えきれないハートのマカロンは、みなさまが共有していただけるものになるはずです。
E7の車体は、コルリのモンテビアンコです。
新郎E7は、軽井沢素材の「花豆とルバーブのモンテビアンコ」。白花豆のモンブランクリームは、E7のアイボリーです。
新婦E7は、実は、うすいピンク色。桜のモンテビアンコです。よもぎの台に、こけもも、うめ、桜、ピスタチオを散りばめたセンター、桜のモンブランクリームでできています。
土台は、シフォンケーキのショートケーキです。こけもも、チェリー、和梨と洋梨をサンドして、アイボリーな色の洋梨を、ケーキの上にのせました。
クリームは、生クリームですが、白花豆をペーストにしたものが入っています。なので、やはりアイボリーになっています。
モンテビアンコの上部には、青色をつけたシフォン生地をうすく焼いたものを切って、空色のラインを。その生地はハート型に抜いて、土台部分にもおのせしてみました。ピンク色のラインは、米粉とさくらのシフォン生地です。
このたびは、おめでとうございます。
軽井沢でメモリアルなご出発をされるおふたりの、夢色のE7です。
オーダー、ありがとうございます。
すばらしい機会にコルリをご用命いただきましたことを、感謝申し上げます。