「ルバーブって?」
ショーケースに並ぶマカロンをご覧になりながら、よくたずねられます。
ルバーブは、こんな茎です。
蕗のようなかんじで、緑の茎に赤みがあります。
似たお味がないので、ご説明できないのですが、酸味があります。
生ではおいしく感じられない素材です。
これは軽井沢のある佐久、小諸のエリアで無農薬・有機栽培の農産物を手がけられている「田七屋」さんのルバーブです。コルリスイーツに使っているルバーブは、すべてこちらのものです。
この袋入りのルバーブは「田七屋」さんで、一般のお客さまに販売されているものです。コルリでは、大量仕込みの場合は収穫箱ごと、少ないときは、袋入りのものを、茎の色をみながら選んでいます。
ルバーブは、軽井沢では春すぎから霜が降りるまで採れるといわれています。2009年から、この素材にふれていますが、色がいちばんきれいなのは、採れ始めのころ。味的にいちばんいいと感じるのは、採れ始めてから2、3週間くらいのころのものです。
秋口になると、切ってみると茎がストローのようになっていて、虫が通った跡や、そんな虫がねむっていたりする茎があり、味もなんとなく、疲れた感があるようなものが増えてきます。
日本名は「大黄(だいおう)」。
便秘薬に使われるそうです。
雨あがり。
空は青くはありませんが、陽射しを感じられるのは何日ぶりでしょう。