「ホールケーキはできますか?」
きのうのお昼ごろ、おひとりの女性のご来店がありました。
「ほかも見てきます」
1時間ほどして、またご来店になりました。
「では、そのシフォンケーキで、お願いします」
「新入社員研修中で、みんなのうちの4月の誕生日の4人をいっしょに・・・」
「Happy Birthdayと、名前をマカロンに入れてもらえるのですか?」
お誕生日の主役4名さまのお名前を、おうかがいしました。
旬はいちご。
全国から集まられたみなさまをイメージして、いちごも長野県産、佐賀県産、静岡産のいちごたちを仕入れてきました。
シフォンケーキのショートケーキに、主役さまをテディベアにみたてて、マカロンとともに飾るケーキでGO!することにしました。
マカロンがショコラ色ですし、ちょっとだけアブノーマルに、ベースのシフォンはココア生地で仕立てることにしました。
夕方、お電話がありました。
「すみません・・・ひとりが来られなくなってしまったので、プレートをはずしてもらうことって、できますか」
それはもちろん、簡単なことだったのですが、ふと、ご提案してみました。
「でも、すぐにまたお目にかかれる方なのですよね。その方のプレートは、別の日にでも、それだけお渡しする、というのはいかがですか」
メッセージと、テディのサブレを、別添えにご用意することにしました。
「こんなケーキだったよ」と、お伝えいただければと思います。
そして、きょうのお昼ごろ、またお電話がありました。
「すみません・・・お誕生日の人がもうひとりいることがわかったのですが、今からでも大丈夫ですか?」
フレッシャーズさんが集まる今夜のパーティ。
きょうの思い出に、ケーキも加えていただればと、願っています。
オーダー、ありがとうございます。