本日より「ことし最後の『月末プリン』」



ことしも残すところ、あと3日。
信じられないのですが、もう年の瀬です。
そして、月末です。
軽井沢は未明から雪がふり、きょうはまず、雪かきから。
お昼すぎてから、お客さまがぽっぽっと、お寄りになっています。



きょうから、ことし最後の「月末プリン」をご紹介いたします。
昨年は「大みそかに食べたいプリンは?」と、ここでアイデアを募集しました。楽しいご参考意見をいただきました。
ことしは、なんとなく、結論が出ました。



ことしは馬年。1984年ヴァレンタイン生まれ、ことし30周年をむかえる馬のキャラクター、RODYで開けた2014年。
このRODYを、月末プリンで見送ろうと思いました。
プリンの上は、黄色いくらをつけた、ミニRODYのサブレです。


RODYが黄色いくらをつけている理由は・・・


プリンは、信州産の卵と牛乳、砂糖だけの、まっさらなものです。
今回はここに、ヴァニラのかわりに、ゆずの果皮を香りづけしました。



ゆずは、これ。
獅子柚子です。
鬼柚子とも呼ばれます。
ごつごつしたかんじが、この名前の由来なのかと思いますが、この名前から、ゆずはゆずでも、「邪気をはらう」という、良い意味を持ちあわせているそうです。


巨大なゆずで、ざぼんぐらいの大きさで、ほとんどが皮。
果肉、果汁はスウィーティのような風合いで、夏ミカンをさらにすっぱくしたような、酸味があります。



この獅子柚子には、苦い思い出があります。
コルリを始めるずっと前に、湯河原出かけた折に出合ったのが最初で、このとき5ケ買って帰ってきて、このみごとな果皮を、ピールにしようとしたところ、ゆでこぼしの間にどんどんくずれてしまい、おかゆのようになって、形にできないままごみになったことがあります。

今回は、それ以来のリベンジ。
ピールができました。



クリスマスを終えたコルリの店に、かんきつがたくさん集まってきました。
このかんきつ仕事をしながら、お客さまをお待ち申し上げる月末、年末になっています。


さわやかな、よい香りがします。
ぜひ、雨やどりならぬ雪やどり、寒い外歩きの一服に、お立ち寄りくださいませ。

 

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