どうしても得意とは申し上げられないキャラクターケーキのオーダーをいただきました。
きょう、ご旅行先の軽井沢でおむかえになる、9歳のお誕生日を祝われるふたごさんのお母さまから、5日ほど前、お問い合わせとご相談のメールをいただきました。
お題は「妖怪ウォッチ」。
「つくりやすいものでかまいません」
得意でないうえに、初めてとりくむキャラクターであることをお伝えして、オーダーをお受けしました。
はじめはトイストーリーのメンバーのひとつかと思ったりしたのですが、調べてみると、いま子どもさんの間で非常に人気の高いテレビアニメであることがわかりました。軽井沢のコンビニやスーパーでも、キャラクターグッズ、スイーツ、クリスマスケーキのカタログにも出ていて、びっくり。
線描きが難しそうなキャラクター。全力投球しました。
主人公はケータという小学生の男の子。そこに、ジバニャン、ロボニャンといった妖怪ネコたち、おばけやその他もう、ご紹介しきれないほどのキャラクターが登場するアニメです。「ウォッチ」は時計。現世と黄泉の世界を行き来するキーアイテムになっているかんじでした。
すでに多くのグッズが身近にあるなかでの、オーダーケーキですし、9歳のお誕生日はたった一度。世界にひとつのケーキにしたいと思いました。
いただいたテーマが「妖怪ウォッチ」そのものなので、ケーキ本体を時計にみたてて、主人公のケータをツインズにして、ケータならぬふたごさん「しょうた」くんと「そうた」くんに仕立てる。そこに、主要キャラクターのジバニャンと、ウィスパーを添えることにしました。
ケーキは、シフォンケーキをベースにした、いちごのショートケーキです。
パーツはすべて、マカロンです。
壊れてしまうとやり直しなので、どうしても2つずつ以上できます。
ケーキを仕上げたあと、残ったパーツたちを、サブレにショコラでつけて、チョコサンド風に仕上げました。
こちらは、お焼き菓子として、おみやげにしていただくことにしました。
裏にもパーツを。
「妖怪ウォッチ」の時計の時計盤は、こんなかんじです。
たぶん、きっと・・・
お楽しみいただけるものになっていればと信じます。
このたびは、オーダーをありがとうございました。
すてきな物語の世界を教えていただけたことにも、感謝申し上げます。