「『月末プリン』を4つ」
コルリ史上初、ご予約をいただいた「月末プリン」。
お約束はきょうの午前。
今月は2種類のフルーツ使いのプリンを、ほぼ毎日ご紹介してきました。その8月の月末。
2種類にさらにもう1種類増やして、3種類を一堂に並べた「月末プリン」が結論になりました。
バナナとココナツの夏素材のプリン
巨峰のソースをかけたぶどうたちのプリン
フランボワーズとピスタチオのプリン
ピスタチオフランボは、2009年のオープン年の夏に、生クリームベースでブリュレに近いものをお出ししたことがあります。5年ぶりに、レシピを整えて、牛乳ベースのプリン生地にしました。
ご予約をいただいたのは、プリンを考える前。
今月はフルーティですが、まっさらなプリンがよろしければ、お作りしますとお伝えしたところ、こんなお答えがありました。
「フルーティなものでかまいません。でも、できれば『すいかのパンナコッタ』がいいのですが、もう無理ですよね」
お客さまの分だけのすいかのために、すいかを購入することは、かなりのロス、リスクを背負います。さらに、あのすいかは、波田町のすいか。お値段が通常の倍はするすいかです。
さらに、すいかの器がもう、ありません。
メールでは、お断りのお詫びをしたのですが、それでもすごく気になっていました。
そこで、おひとつだけ、お作りすることにしました。
実は、あのパンナコッタに使った波田町のすいかがもうないと申し上げたのですが、マルメラータ状になったすいかを、ほんの少しだけ、冷凍ストックしてありました。
これを使えば、おひとつ分、ご用意することができる…!
すいかの器がないので、小さな緑色のマカロンに2色のショコラで線描きして、すいかっぽいデコレーションをのせました。
ご来店になったお客さま。
3種類を2、1、1とそれぞれお選びくださいました。
差し上げるつもりだったパンナコッタでしたが、
「いただきます! お支払いはちゃんとしたいわ」とお受けくださいました。
コルリスイーツをお召し上がりいただくせっかくの機会。お作りして、本当によかったと思います。
お選びいただける。
お召し上がり比べられる。
お味も、それぞれに気になる。
「月末プリン」はおひとつ¥200です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。