「『軽井沢』を描いた『軽井沢マカロン』はどうか」
このHPブログの枠組みをつくり、東京から日々アドバイスをくださっているプログラマーのヒロさんから、ご提案をいただいていました。
「軽井沢マカロンというしおりはあっても、マカロン自体に『軽井沢マカロン』がない」
2009年のオープン当初、「軽井沢マカロン」はバラ、あんず、ルバーブの3種類のみ。いずれも信州、軽井沢の素材を使ったものでした。
現在は常時20種類以上。しおりでご紹介している定番フレーバーも18種。このなかには、ピスタチオやショコラ、マンゴーなど、軽井沢素材ではないフレーバーもあり、「イコール信州・軽井沢」とはいえないラインアップになっていることは事実です。
「軽井沢と描くのは、ダサいと思います。まず、ご存じのこの字です。この自筆で描いたら・・・この類は温泉まんじゅうや焼印をおしたあんぱんでよいのではないでしょうか」
そうメールでお返事をしていたのですが、同じ東京からこんな諭しも。
「人の好意をはねつけて、人の言うことをきこうともせず、そうやってひとりで勝手にやっていて、そのうちどなたも相手にしてくださらなくなるわよ」
マカロンに「軽井沢」「軽」「井」「沢」を、描いてみました。
やっぱり奇妙です。
「軽井沢」と描いたマカロンは、地元のいつものお客さまには不要。軽井沢のおみやげとしても、ビミョーでしょう。
それが、この「あべさん」たちです。
大小さまざまにあべこべに積み上げたマカロン。それぞれすべて違う味がするマカロンも、花豆やルバーブ、ブルーベリー、りんご・・・
すべて信州・軽井沢素材を使って仕上げました。
「軽井沢」をプレゼンする「あべさん」たち。
今週末、本日よりお客さまの審議を仰ぎます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。