ママンが収穫した杏と梅。
昨年は妹マミーナがあんずを、CHICAは梅を炊きました。
ことしは両方をあずかりました。
あんずは2種類のマルメラータに、うめは1.3キロをマルメラータにしました。
杏のマルメラータは、砂糖のみの「まっさら」版と、洋酒を加えた「香り」プラス版。
梅のマルメラータは、昨年はレモンや洋酒を加えたり、さらにルビーグレープフルーツをあわせたミックス版も作ったのですが、ことしは砂糖のみで「まっさら」一本で仕上げました。
おうち仕様は、ラベルもオール手書き。
昨年のマミーナ作のあんずラベルは、秀逸でした。
さまざまにみつけた「杏」「Apricot」の活字を切り抜いて貼った、センスのよいものでした。
季節の毎年の作業をするとき、ふふっふふっと過去の記憶がよみがえってきます。それは楽しくて、でも、月日がめぐり、時が確実に過ぎて、いまがあることを実感したりして、かなしくなつかしく、なります。
1キロ残した梅は、このびんに。
応用のきくシロップになってもらうことになりました。
昨年も、その前も、その前も。
梅酒を作ってくれたびんは使われず、屋根裏で待っていました。
我が家の、今年のうめしごとが終わります。
今月の店休日もきょうまでです。
あすは午後より営業いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。