「けさ採ったよ。きょうから~」
店と同じ通りで、100メートルほどのところにある田七屋さんが、ことし初めてルバーブを収穫されたそうです。
無農薬・有機栽培の地場の農産物を生産されている田七屋さん。ルバーブ、ブルーベリー、ももと桃の仲間たち、りんご、そして野菜たち。
コルリスイーツの原動力になっている素材たちです。
軽井沢ルバーブはだいたい、6月から霜が降りるまで収穫されます。ことしは「20日ごろかな」と感触をうかがっていたのですが、本日初収穫。
2009年、コルリを開いたときに、地場のフレッシュなルバーブに出合ったことは、感激でした。以来、ルバーブ使いのスイーツは絶やさず店においています。
最後の収穫をしっかり仕入れて、切って冷凍し、次のシーズンまでちょこちょこと使いながら冬を越しています。
5年間見続けてきたルバーブ。初ものは総じて、茎の赤みの色づきがよく、魅力的です。ただ、少しあくが強い感じがします。
酸味のバランスがよく、味的な理想を感じるのは、初ものから1カ月くらいたった時季のもの。
また、秋の終わりになると、酸味が減り、落ち着いた、でも少しパンチが足りないルバーブが多くなるように思います。この時季のものは、中に虫が住んでいるものもあり、通り道があってストローのようになっているものもあります。
初ものは、一度味をみるために、ひと包みだけ仕入れます。
「5000人ってきいたけれど、最終的には7000人ぐらいエントリーしているんじゃないかって」
田七屋さんのお店と、コルリのある本通りを、色とりどりのウェア、たまにドラえもんやアフロさんのような仮装の姿もあり。
マラソンランナーさんが、駆け抜けてゆきました。
快晴と緑を満喫できる日曜日です。