マカロン屋のまた新たなウェディングスイーツ「信州和栗とココアのおめかしパウンド」

きょうお客さまのもとに届くウェディングスイーツです。

あた新しい形のオーダーをいただいて、おつくりすることになったものです。

 

 

先月下旬、お電話でお問い合わせとご相談をいただきました。

「おめかしパウンドってありますよね」

「季節感のあるもので、どんなものができますか」

「2羽の鳥の間に赤いハートを」

 

 

「くるみと山ぶどう」をおすすめしたところ、ナッツやドライフルーツを使うものは好ききらいやアレルギーのご心配もあり、香辛料も使わないでできるものがいいということでした。

 

そこでおすすめしたのが、栗でした。

「信州の和栗はいかがですか」

 

 

お客さまは快諾してくださったのですが、さらに「それをココアの生地で」というリクエストをくださいました。

 

それから、試作がはじまりました。

 

 

 

 

栗のパウンドは、決めたマイレシピがあるのですが、ココアを入れたものは初トライ。それから試作が始めました。 コルリでは2種類のココアを使っているのですが、どちらのココアがいいか。 混ぜるか。混ぜる割合は? 粉との割合は?
よくガトーショコラに栗が入っていたり、栗をちりばめて焼いているようなものがありますが、追求したかったのは、マイレシピと同様に、パウンドの生地全体に栗の味がすることでした。しかも、味わっていただきたい信州和栗です。ココアが多すぎると栗の味があいまいになるので、そのバランス調整が課題でした。
まず2種類。つぎに7種類。 別のパウンドのレシピもたたき台にして、何通りもサンプルができました。 焼いて食べて焼いて食べて。食べて。 パウンドは焼いた日から少しすると、味がなじんでまた風合いがかわるので、それを待ちながら食べて、食べて。 そうして本番ができました。
かざりつけはシンプルなかんじでというご希望でしたので、チョコレートを線描きし、2羽の鳥とハート、白いハートのマカロンと栗のチョコレートを飾った仕上げにしました。
試作中に少しずつ、生地をミニカップケーキにしたもの。 本番のカットと合わせてお客さまにお贈りします。
ジョーネツとコンジョーで仕込んだ栗たちを、すばらしい秋の軽井沢ウェディングのお引き菓子に選んでいただけたけて、感謝いたします。
このたびはおめでとうございます。 そしてオーダー、ありがとうございました!

 

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