マカロン屋が挑戦した「いわゆるキャラクターケーキ・トイストーリーのシフォン」


10月30日の夕方、お電話がありました。
きょう、軽井沢にお越しになり、旅先でお誕生日をおむかえになるお嬢さまのお誕生日ケーキのご相談でした。


巷でよくあるキャラクターケーキのご依頼、しかも経験のないトイストーリーが希望モチーフでしたので、お断りをしました。ほかにきちんと作られるケーキ屋さんがあるはずですのでと、おすすめしました。

 

でもきのう、またお電話がありました。
「やっぱりお願いします」
「ポテトヘッドとバスを」
「カラフルにしていただいてかまいません」


一発奮起、いわゆる巷のキャラクターケーキの要領で、キャラクターを作ることにしました。


いわゆる巷のキャラケーキは、大きく分けて2種類の作り方があります。
どちらも、黒系の地でふちを描き、中をぬりえのように色をさしていくのですが、チョコレート系と焼き菓子系に分けられます。

チョコレートで縁取りし、中を色付けしたチョコレートやナパージュ、ジャムを解いた様なものをさすやりかた。 焼き菓子系は、シガーの生地(ラングドャになる生地です)を使います。 ココアを入れた生地で縁を描き、食用色素を使って色をつけた生地でぬりえをして、焼きます。
チョコレート系のものは、切る時にチョコレートがひっかかって絵がくずれるかんじです。焼き菓子系はクリームの上に置けば生地がなじんですっとナイフが入りますし、裏にチョコレートをぬっておけば、取り外しができます。
2歳になるえなちゃんは、トイストーリーのポテトヘッドとバスがお好きなのだそうです。 検索してみると、ポテトヘッドのかわいらしいこと。 今回はバズもポテトヘッドみたいにデフォルメして、ミスターとミスのポテトヘッドたちにあわせることにしました。
飾りつけ前のシフォンはこんなかんじです
飾りつけ前のシフォンはこんなかんじです
えなちゃんはぶどうが大好きなのだそうです。 シフォンには3種類の信州ぶどう(巨峰、シナノスマイル、黄王)を使いました。そしてブルーベリー、もちろん、マカロンも。
飾りが失敗しては困るので、2つずつ焼いたキャラクターたちは、包装してお付けします。お土産にしていただければと思います。 キャラクターケーキは難しいです。 とくに、アリエル以来のディズニーキャラは、本当に難しいです。 でも、作らさせていただける機会をいただけたことに感謝いたします。
お誕生日おめでとうございます。 オーダー、ありがとうございました!

 

♦♦♦ 

軽井沢の天気は、こちらのイトでご覧下さい。