ファミリーでのご来店がちょくちょくあります。
子どもさんたちは、親御さんがスイーツを選ばれている間、店の中で遊ばれます。
以前にちょこっとご紹介したアイスクリームショップ(ピンクの段ボール隠しのテント)や、青い木の巣箱を開けたり閉めたり、招き猫をみつけたり。
そんな小さなVIPさんが喜んでくださるようなスイーツを、ご用意しておかねばと思いました。
確かな記憶のある、30年前の軽井沢は、幼い自分には別世界でした。
あのころまで感じ得た「ザ・カルイザワ」の夏は、ここにはありません。
軽井沢はゴールデンウィークと夏だけ、といわれますが、そのシーズンも、普段の週末か、それ以下。
店を経営していくにはつらい現実ですが、少しゆとりをもって仕事にむかえることは、ありがたいと考えています。
それでもやはり、夏休み。
休暇をとられ、訪ねてくださるお客さまと再会させていただいています。
きのう、日帰りでいらした母娘おふたりのお客さま。
「娘はあなたに会うために来ました」
お母さまのお言葉に、びっくりしました。
幸せの青い鳥のいる菓子店は、CHICA自身理解できない不思議さがあると思っています。